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2020~2021年度
会長 安藤 秀徳

 

1.はじめに

 当クラブが創立32周年を迎えるこの年度に、会長の職を拝命し、恐れ多いことと感じながらもお引き受けさせていただいたのは、いつかは八代へ恩返しをしなければならないと考えていたからです。八代に定住して26年になりますが、こうして今も住み続けていられるのも、ひとえに、八代東ロータリークラブの会員の皆様と地域の皆様のご厚情によるものと感じています。この恩義に報いるのに、絶好の機会を与えていただいたのではないかと思い、拝命を承った次第です。
 しかしながら、ロータリークラブの他にツテなど無く、ほとんど丸腰状態です。そのため、会員の皆様や地域の皆様のご協力をいただかなければ、円滑な運営はままなりません。この一年間は皆様にご迷惑をおかけするかもしれませんが、その点をご留意いただき、必要なときには手を差し伸べていただけたら、と思うところです。
 新型コロナウィルスにより、会長エレクト研修はDVDとテキストによる自主学習となりました。正直、これで大丈夫なのか不安です。しかし、こんな時だからこそ、新しいことにチャレンジできるのだと前向きにとらえ、無理を言って幹事を引き受けていただいた三浦幹事とともに、なにより会員の皆様のためになる、有意義な運営を目指す所存です。
 一年間、何卒よろしくお願いいたします。
 

2.RIテーマ

 2020-21年度のRI会長は、ドイツのホルガー・クナーク会長です。会長テーマとして、

「ロータリーは機会の扉を開く」

を掲げられました。そのテーマ講演では、
・ロータリーは、奉仕プロジェクトを実施し、やり遂げる機会を与えてくれる
・ロータリーは、リーダーシップの機会を与えてくれる
と述べられ、ロータリーがもたらす機会とは、他の人々にとっての機会であり、私たち自身にとっての機会である、としています。そして、私たちのあらゆる活動が、どこかで、誰かのために機会の扉を開いている、と結ばれました。
 

3.RI第2720地区スローガン

 2020-21年度のRI第2720地区ガバナーは、熊本江南ロータリークラブの硯川昭一ガバナーです。ガバナーが掲げた地区スローガンは、
「ロータリーは無限の可能性:情熱で夢を未来に届けよう」
です。
 クナーク会長の思いである「ロータリーは無限の可能性」を方向づける4つの優先事項として、
「より大きなインパクトをもたらす」
「参加者の基盤を広げる」
「参加者の積極的なかかわりを促す」
「適応力を高める」
が決められています。硯川ガバナーはこれらを達成するためには、会員ひとり一人の圧倒的な情熱が不可欠であると述べられています。また、未来に届ける夢とは、
・青少年への貢献
・地域への貢献
・世界への貢献
としており、これらの想いを込め、地区スローガンが生まれたと結ばれています。
 

4.クラブ運営方針

 クナーク会長の言葉通り、今年度は会長の機会を与えていただいたと考えられますし、硯川ガバナーの想いである、「夢を未来に届ける」とは、夢を次代につなげて行くことだと思います。私自身も、八代のため、クラブのために何か役に立てないか、と考えていたのですが、唯一、つないで行くことなら出来るのではないかと思っていました。
 八代をつないで行くためには、新世代への働きかけが欠かせません。八代の若者達に、希望の持てる未来像を示すことは、私たちの重要な役割です。
クラブをつないで行くためには、クラブ運営を引き継ぐことはもちろん、中堅の会員として、会員同士のつなぎ役としての役割も重要です。私なりに理解したロータリークラブの理念をお伝えできたら、と思います。
以上のことより、次のようなクラブスローガンを考えました。

「奉仕の理想を次代につなげよう」

 
 今現在も続いている新型コロナウィルスの影響で、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、3密を避け、新しい生活様式を遵守する事が求められています。これは、今までのような例会の開催が不可能であることを示していますし、何より地域社会の目が厳しくなってくることが予想されます。地域社会の理解無くしては、ロータリークラブの存在意義が危ぶまれます。この状況を今までにはなかった方法を駆使してでもやり過ごし、次代へつないで行かなければなりません。
 そこで、クラブ運営方針として一つの大きな決断をすることにしました。それは、
「7月から12月まで(前期)の例会は、集まらなくても出来る例会、つまりEクラブのようなウェブ上での例会を実施する(Eクラブを参考に月2回ほど)」

です。
これに伴い、食事代と週報の発行にかかる費用の必要がなくなるため、

「前期の会費を半額にする」

ことにします。
ただし、状況は常に変化していますので、これを注視しつつ、大人数での集会がある程度許される状況になれば、実際に集う例会を開催するよう努力します。
 とにかく今は、クラブ運営の道筋をつける必要があるため、このような思い切った方針といたしました。
 
 これに伴い、各部門の事業計画も以下のような方針とします。
 
(1) クラブ管理運営部門
 S.A.A.とスマイルは、例会が開催されないと、実際の動きがとれないとは思います。ウェブ上で何か出来ないか考えてみます。
親睦は、従来通り、誕生日・結婚記念日のお祝いを続けます。そして晴れて会食を伴う集会が許される暁には、会員やご家族で楽しめる宴を企画しましょう。
プログラムはウェブ上の卓話が中心になると思います。会員の皆様から原稿を募り、それを掲載したいと思います。
 
(2) 会員増強拡大部門
 部門名に拡大が追加されましたが、RIも地区も単なる数字の設定ではない増強の目標を求めています。そこで、会員数の純増ではなく、平均年齢を下げることを目標とします。これは、クラブの未来にも繋がって行くと思います。
出席に関しては、ウェブ例会を閲覧したことを、メールやFAXでお知らせいただくことで、出席とします。
 
(3) 公共イメージ部門
 ウェブ例会の開催に当たっては、肝となる部門です。そのため従来の「公共イメージと認知度向上 クラブ広報・週報」と「IT研修(雑誌・情報)」を一つにまとめ、「IT・公共イメージ委員会」とします。この委員会を中心に、従来のホームページ上でのウェブ例会の開催や、SNS・動画サイトを駆使した公共イメージ戦略を行いましょう。
週報に関しては、ウェブ上にログ(デジタルデータの記録)を残し、これを閲覧できる状態にするため、発行するという形態はとりません。
大会出席奨励については、今のところ何かが開催される見通しが立っておりません。状況が変わり次第、立案します。
 
(4) 職業奉仕部門
 今まで行ってきている3つの柱である、職場訪問、職業奉仕賞、優良従業員表彰のうち、職場訪問は難しいかもしれませんが、他の2つは人が集まらなくても実施が可能だと思います。従来通り、推薦を募って表彰する形にしたいと思います。
私は、職業奉仕に関してとても単純な考えを持っています。それは、「もちはもち屋」です。自分の持ちうるスキルをその職業に生かしていれば、どんな職種であれ、そのスキルを必要としている人達から求められるはずです。
折角、いろいろな職業分類のメンバーが集まっているのですから、それを紹介するのにウェブを利用しない手はありません。ご希望があれば、会社のホームページをリンクに張ったり、卓話として職業の紹介をするなど、ウェブ例会だからこその工夫をしましょう。
 
(5) 社会奉仕部門
 今まで行ってきた、プランターの花植や無農薬野菜の苗植えからの食育は、地域社会に根付いたとても有意義な活動です。また、屋外での活動ということで、大人数にならなければ実施も可能かと思います。苗や野菜の提供方法などを工夫して、従来通りの活動を行いましょう。
 
(6) 国際奉仕部門
 現状では、海外への往来は難しいかもしれません。ただ、ほぼ丸一年の猶予があります。一応、往来をする予定を立てましょう。
また、ウェブは世界と繋がっています。当クラブの現状をSNSなどにより、積極的に発信しましょう。
 
(7) 青少年奉仕部門
 今回のコロナ禍の影響を一番被る部門ではないかと思います。実施されるかどうかわかりませんが、例年通り、「八代地区科学発明展」と「キッズサッカー大会」の後援を続けたいと思います。
インターアクトに関しても、まだ何のアナウンスもありません。ただ、予算をつけなければいけませんので、従来通り、「年次大会」、「短期国際交流」、「卒業式」を行う方向で行きましょう。
 
(8) ロータリー財団部門
 地区補助金を活用した事業を実施するためには、どうしても必要になってきます。地区からは一人あたり$150の寄付が求められています。
米山に関しても、従来通りの会費に上乗せを継続させていただきたいと思います。

(9) 戦略計画・長期目標委員会
 硯川ガバナーは、各クラブにおいて5年後の夢を語り、その具体的な行動計画を考える戦略委員会を設けることを求めています。既存の戦略計画委員会に長期目標の指針策定を加えることにより、当クラブの将来像を示しましょう。